ONE for ALL
~情熱を伝播し、喜びを分かち合おう~

【はじめに】

1977年、43名の志高い青年が“英知と勇気と情熱”を結集し、全国で614番目の青年会議所とし て、鎌ヶ谷青年会議所を立ち上げ、昨年は創立40周年という節目の年を迎えました。 創立から今日まで絶えることなく、まちづくり、ひとづくり、仲間づくりと様々な形で運動を展開さ せて頂くことができたのは、40年という長きにわたり地域に貢献されてきた多くの先輩諸兄のご尽力 と、地域の皆様による温かいご支援、ご指導の賜物と心より感謝を申し上げます。 先輩諸兄が築いてこられた歴史や伝統、そして、その志を変わることなく受け継ぎつつ、一般社団法 人鎌ケ谷青年会議所が地域にとって、また、会員にとって有益な組織であるために、会員一人ひとりが 「誰のために」「何のために」「自分は何が出来るのか」を常に考え、「明るい豊かな社会」の実現に 向け、青年会議所運動を発信してまいります。

【輝かしい未来へつなぐ地域づくり】

千葉県北西部に位置する鎌ケ谷市は、北総台地の強固な地盤にあり、私鉄4線が通り、都心からのア クセスも便利と、今後も活性化するポテンシャルを持っています。また、震災以降は、ゆれにくいまち という特長からベッドタウンとして注目を集め、多くの住民が市外から流入しています。しかし、通勤・ 通学で人が行き交うまちである一方で、観光等でまちを訪れる人の数は横ばいという状況が続いていま す。 鎌ケ谷が中核都市となり、今後、この千葉県東葛地域での存在感や、果たすべき役割が高まることが 期待される今だからこそ、子育て世代の大人たち、そして子供たちが鎌ケ谷市に愛着を持ち、他の地域 からも人が集まり、鎌ケ谷の魅力を感じてもらうことが必要です。地域に元気と活力をもたらす事業を 通じて、鎌ケ谷市に目を向けていただき、地域の安心・安全、郷土を愛する精神を醸成する運動を発信 してまいります。

【未来を照らす希望の光】

子供たちを取り巻く環境は、私たちが子供の頃とは大きく変化し、インターネットやゲーム等といっ たバーチャルな世界で物心のつく時期を過ごす子供たちが多くなっています。利便性が高まり、欲しい 物や情報がいつでもどこでも手に入る時代となった一方で、近年は心の豊かさが重視されるようになり ました。地域の宝である子供たちには、ものごとに感動する柔らかい感性、自立心、助け合う心、責任 感などの豊かな心を持つ人間性を育み、自らの未来に夢や希望を持ち、その実現に向かって笑顔で精一 杯取り組んで欲しい。私たちは子供たちの未来を考えた時に、子供の健全な成長とは何か、安全とは何か、また、そのためにはどうすれば良いかを踏まえ、家庭、学校、地域からの担いを鑑みた上で、鎌ケ 谷青年会議所だからこそできる子供たちの健全な成長の機会を創出してまいります。

【人は人によって磨かれる】

青年会議所の会員は、青年経済人として、また地域社会におけるあらゆる場面で、リーダーに成長す るための意識の高揚と能力の開発が求められています。よき家庭人として、よき青年経済人として、会 員一人ひとりが自己研鑚に努めることが、地域や社会の発展へとつながります。 我々が青年と呼ばれる時間はほんのわずかしかありません。常にチャレンジし、経験を積み、多くの 仲間たちと、切磋琢磨することにより、自らの成長につなげる必要があるのです。成長する上で、時に は痛みを伴うこともあるでしょう。しかし、青年である今だからこそ、傷を負うことを厭わず、自己の 成長へとつなげていく。そのためにも会員の更なる志質向上を目指し、地域と調和し、地域へ貢献でき る人財となるために、積極的に研修ができる運動を展開してまいります。

【個を高め、その輪を広げていく青年会議所の魅力】

より個々の資質を高めたいと考えているならば、自らの手で環境を変えるという意識を持つことが重 要です。青年会議所は自らが何かをつかみ取るところであり、また、その機会を提供することができる 団体です。自己の資質を大きく上げる要素がある出向は、様々な出会いの機会であり、まさに人生を変 えうる学びの機会の創出です。外へ飛び出し、多様な人財と共に活動を行うことで、今まで見えていな かったもの、気付いていなかったものが見えてきます。人から言われたから参加するのではなく、常に 主体性と目的意識を持って活動することが、個人の資質向上を促し、物事の本質を見抜く力を養い、結 果として組織の活性化へとつながります。 青年会議所の大きな魅力である出向という機会に意欲的に参加することは、個々の成長はもちろん、 組織の財産であると同時に、地域へと希望の光を照らす力となるのです。

【未来へ紡ぐ盤石なる組織づくり】

「凡事徹底」という言葉があります。なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うことを意味 しますが、まさに、組織運営の要諦です。当たり前のことをどれだけ積み重ねられるか、その積み重ね が組織の信用になり、堅固な基盤となるのです。我々は地域に根差した活動を行う、法人格を冠する団 体として、より一層の価値を高めていかなくてはなりません。 まずは、繋がりを基にしたガバナンスの強化とコンプライアンスの確立を掲げ、組織として社会的な 信用と信頼に応えてまいります。そして、会員研鑚の機会を創出し、地域の礎となる人財の育成を継続 してまいります。また、意思決定を行う諸会議の円滑な設営・運営をはじめとする、総務・事務局業務 の澱みのないスムーズな運営を実施し、経済人としての資質向上と未来へと続く強固な組織運営を図る ことで、会員、地域からの負託と信頼に応える組織へと邁進してまいります。

【時代に即した効果的な情報発信】

私たちの展開している素晴らしい事業や運動も、広く情報を発信していかなければ、ただの自己満足 にすぎません。鎌ケ谷青年会議所が発信するまちづくり、ひとづくり、仲間づくり運動をより効果的に 地域へ展開して行くためには、私たちの思いやビジョン、目的や内容を明確に伝えていくことが重要で す。 昨年に続くWEBページ、SNSを利用したデジタルな自己発信型の広報はもちろん、テレビや新聞 といったマスメディアにも積極的にPR活動を行うことで、より活発に効果的な情報の発信をしてまい ります。市民や近隣地域の皆様に鎌ケ谷青年会議所の存在意義を理解していただき、共感を得て、共に 活動していただくことで組織の強化にも繋がり、更なる運動の原動力になると確信しています。

【全会員による会員拡大とつなぐバトン】

青年会議所は 20 歳から 40 歳までの地域のリーダーたらんとする青年の集まりです。会員は誰もが歳 をとり、どれだけ知識や経験を持っていても 40 歳で卒業します。つまり、私たちは組織内の新陳代謝が 早いからこそ、次の時代を担う会員の拡大が不可欠なのです。 そのためには、会員一人ひとりが意義・目的・必要性を常に意識し、ネットワークを張り巡らし、同 志となる仲間の拡大に取り組まねばなりません。個人(自己)の修練、社会(地域)への奉仕、世界(仲 間)との友情、この青年会議所で経験できる多くの機会を発信し、情熱を伝播してまいります。我々は 会員拡大こそが、唯一の永続的に継続する事業だということを自覚し、行動しなければなりません。 また、会員拡大の実践と共に、組織強化の観点から新入会員や入会間もない会員研修も重要です。経 験豊富な会員が数多く卒業し、入会3年未満の会員が過半数となった今、待っているだけでは、未来を 切り拓くという自覚と自らを高めて果敢に挑戦するという青年会議所の本質を学べる機会が少なくなり ました。会員拡大と対となる新入会員の研修は、私たち組織の質をより高めるために欠かすことのでき ない重要な運動です。卒業制度がある青年会議所では、常に新しい人財を迎え入れることが大きな運動 発信となり、新入会員の基礎知識習得が変わらぬ運動展開へとつながるのです。 一人でも多くの人財を同志として迎え、「明るい豊かな社会」の実現へ運動を加速してまいります。

【結びに】

夢なきものに理想なし、 理想なきものに計画なし、 計画なきものに実行なし、 実行なき者に成功なし、 故に夢なきものに成功なし。 これは幕末の志士、吉田松陰の言葉です。

青年会議所は地域の未来の夢を語り、発信する場です。そして、青年会議所は時代や社会情勢、地域 に合わせて様々な運動を展開してきました。しかし、普遍的なものは青年の未来に対する理想、そして 情熱ではないでしょうか。夢や理想を持ち、情熱を原動力として挑戦し続けることこそが、我々青年に 与えられた特権です。今の時代に求められているものを、今を生きる我々青年が真剣に考え、議論し、 青年会議所だからこそ出来る運動として発信していくことで、時代、そして地域に必要とされる組織で あり続けなければなりません。 様々な問題が山積しているいつの時代でも、可能性という未来を強く信じ、弛みなく挑戦し続けてい くことが、明るい豊かな社会への一歩となります。 私たち青年の持つ情熱を人、地域へと伝播し、より良い変化をこの鎌ケ谷にもたらしていきましょう。